クレジットカードで、リフト券を買いたいのですが・・・。

navigator悲劇!?リフト券が買えない?

「現金が無いのに、困ったな~。」

なぜクレジットカードで、リフト券を購入できないのか?

仕事を終えた金曜日の夜、いい感じに雪が降りはじめました。
仲間数人に声をかけてみましたが、それぞれ用事があるとのことで、明日の休日はひとりでスノボに行こうかと思います。

家に帰ってからボードにワクシングをおこない、バインディングのネジに緩みが無いか確認して、朝起きたらすぐに出かけられるようにボードはクルマのルーフキャリアに積んでしっかりロック。ウェア、ブーツ、その他必要なものも積んでいつもより早目に寝ました。

翌朝、まだ薄暗い午前6時前に目が覚めました。冬の日の出は遅いです。

ワクワクしながら部屋のカーテンを開けます。なんと隣の家の屋根に10cmくらいの雪が積もっています!思わず小躍りしそうになりながら、スキー場の営業開始と同時に滑りはじめられるように、急いで準備してクルマでスキー場に向かいます。途中のコンビニで朝食用のおにぎりとお茶を買って、会計をしようとしたらビックリ!

財布にお札が1枚もありません。小銭で会計を済ませると残金は500円以下になってしまいました。財布には、残った小銭以外にはVISAのクレジットカードしかありません。

「まさかスキー場でクレジットカードが使えないことはないと思うが、万一使えなかったら・・・。せっかくこんなにいい雪が降ったのに・・・。」

一抹(いちまつ)の不安を抱えながらスキー場に向かいます。
スキー場に到着して、ウェアに着替える前にすぐにリフト券売り場に直行しました。

yuki_kessyou

しかし、結果はタイトルにもあるように「クレジットカードでは、リフト券を購入できませんでした。」
海外でも買い物が出来るクレジットカードが、なぜスキー場で使うことができないのか?
すぐには納得いきませんでしたが、あらためてクレジットカードのことを考えたとき、ある疑問が湧いてきました。

・わたしがクレジットカードを使うのは、多くの場合小額な買い物(ほとんど数千円、たまに数万円程度)で「一括払い」を選択するが、このような使い方でカード会社に利益はあるのか?

・わたしのクレジットカードは年会費無料で、一括払いの場合は金利が発生しない。どこから利益が出るのか?

クレジットカードの仕組み

クレジットカードを発行するカード会社の収益は「年会費」や「分割払いによる金利」などで発生しますが、それ以外に収益が発生する仕組みを調べてみました。

例えば、私がニコニコスポーツショップ(仮称)で3万円のスノーボードを、B社のクレジットカードで一括払いで購入したとします。この場合売り上げの数%(2~5%)が、ニコニコスポーツショップからBカード会社に支払われるそうです。

つまり3万円のスノーボードを、客がクレジットカードで会計をした場合、600円から1500円くらいはカード会社の利益となる仕組みだそうです。わたしのような年会費無料、一括払い専門の人(?)が買い物をしてもカード会社は利益が出ているわけです。

お店側のメリットはあるのでしょうか?

クレジットカードが使えることで、お客さんがその時々で「支払い方法が選べるという利便性」を提供して、買い物をしてくれる可能性が広がるかもしれません。
(現金の持ち合わせが無くても、買い物をしてくれるかもしれません。)

クレジットカード決済の端末機、店頭のポスター、広告POPなどもカード会社が無償で貸与・提供してくれます。

しかし、比較的規模の小さいお店にとっては、売り上げの2%から5%をカード会社に持っていかれるのは、かなりの負担になるように思います。このためお店によっては、この数%をあらかじめ価格に上乗せしているところもあるようです!?
もし、このようなお店で現金で買い物をした場合、損をしたような気分になってしまいます。

スキー(スノボ)人口の減少に伴い、売り上げが伸びず赤字が累積して、経営を譲渡したり、営業を取りやめるスキー場も全国各地であるようです。

今後もおそらくこのような厳しい経営環境は続くと思われ、売り上げの数%をカード会社に支払うよりは、利用する側の利便性が多少損なわれても、スキー場を経営していくためには、クレジットカードの支払いを受け付けない(カード会社と契約しない)という営業方針も、スキー場としてはやむを得ない選択肢のひとつなのかもしれません。

※すべてのスキー場でクレジットカードが使えないというわけではありません。わたしがこの日行ったスキー場ではクレジットカードが使用できませんでした。