パウダースノーとは

navigatorパウダーって、新雪や深雪のこと?

パウダーって言うくらいだから、サラサラした感じかしら?

パウダースノーという言葉はよく聞くけど、いまいちよくわかりません???

新しく降った雪(新雪)や、ひざが埋まってしまうくらい深く降り積もった雪(深雪)がイコール、パウダースノーというわけではなく、水分の量がきわめて少なくサラサラした雪がパウダースノーと呼ばれます。

雪の結晶の形もパウダースノーと、水分を多く含んだいわゆる湿り気の多い雪では異なった形をしています。パウダースノーの結晶は雪印社のシンボルマークのような六角形をしています。

水分の多い雪は子供達が雪だるまを造ったり、雪合戦の雪玉(ゆきだま)を作るのには適していますが、パウダースノーは水分が少なく、雪玉を造ろうとしてもサラサラしていて固まらずに手のひらで崩れてしまいます。

パウダースノーの特徴として雪の上を長靴やスノーボードのブーツで歩いたり、あるいはボードで雪を踏んでもキュッキュッと鳴ったりします。この音がすると(今日のゲレンデは素晴らしい雪質だ!)とスキーヤー、スノーボーダーはワクワクしてきます。

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パウダースノーは初心者から上級者まで、あらゆるスノーボーダー(スキーヤー)にとって最高の雪質と言っていいと思います。
スノーボードの場合で言うと、転んでもそれほど痛くない、体の軸を少し傾けるだけで簡単にターンができる、雪の上をフワーッと浮いているような感覚(浮遊感)を楽しめる、初級レベルの人が中級者のコースを、中級レベルの人は上級者のコースを難なく滑ることが出来たりします。

北海道に住んでいたり、北海道に出かける機会が多い人は何度も体験できますが、本州ではパウダー遭遇率はかなり低くなってしまいます。
地域にもよりますが最も寒い時期には本州でも、極めてパウダースノーに近いサラサラの雪が降ることがあります。1年に1回、あるいは数年に1回でも楽しめればその素晴らしさを堪能(たんのう)できると思います。

パウダースノーが降る条件は地形、寒気や雪雲の発生状況、気温、風の影響があるようです。

先日の新聞に、北海道ニセコの雪質について興味深い広告が載っていました。
冬の間、北海道に移り住むスノーボーダーが多いのも納得です。

ニセコの雪質の秘密(スキーとニセコ)連峰
ニセコのスキー場最大の特色は雪質です。日本海から北西の季節風が吹きつけ、さらに、強い寒気が湿気のないサラサラとした雪質を生み出します。これだけの雪質を誇る地域は世界でも稀(まれ)で、近年では、オーストラリアなど海外からも多くの人が極上のパウダースノーを求めてニセコを訪れています。

アスピリンスノーとは

アスピリンと聞くと、わたしは頭痛薬のバファリンを真っ先に思い出しますが・・・。

パウダースノーよりさらに良い雪質は、アスピリンスノーと呼ばれています。
岩手県の安比(あっぴ)高原スキー場のホームページでは
北海道をも凌駕する極上の雪質「アスピリンスノー」 と記載されています。

アスピリン【Aspirin】
アセチルサリチル酸の薬品名。解熱・鎮痛薬で、もとは商標名。
アスピリン‐スノー
《(和)aspirin+snow》アスピリンの結晶のような、ひとつひとつの粒が小さい、さらさらした雪のこと。気温が低いときの新雪にみられる。
(※言葉の解説は、ヤフー辞書から引用させていただきました。)

それにしても「北海道を凌駕(りょうが)する」って、雪質について相当な思い入れがあるということでしょうか。安比高原スキー場ではゲレンデコンディションにもかなり気を使っているようです。ホームページを見ていただけで行きたくなってきました^^