ちょっと困ったスノボ初心者さんに遭遇しました。

navigatorわたしに、スノボのすべてを教えてください(必死)

スキー場で見知らぬ人に、いきなり声をかけられ・・・。

わたしがスノーボードを始めて2シーズン目に実際にあった話です。昨シーズンは30回ぐらいゲレンデに通ったおかげで、それなりに自信もついて、そこそこ滑ることができるようになりました。ある日、いつものゲレンデで滑っていると一人の人がわたしに声をかけてきました。

「あのー、すいません。ちょっと教えてほしいんですけど。」

(エッ!!なぜ?わたしに?)

と思いましたが、わたしもその日はひとりでスキー場に来ていて時間もあるので、少し話を聞いてみることにしました。その人は先週スノボ経験者3人に連れられて初めて、別のスキー場にスノーボードに出かけたそうです。
ところがいきなり山頂までのゴンドラリフトに一緒に乗って行くことになり、山頂に着いてからはほとんど放置されて、必死の思いでコースを降りてきたとのことでした。
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このままでは悔しいので、仕事が休みの今日は前回行ったスキー場よりも近い、こちらのスキー場に一人で来て練習をしていたということです。

なにもわからない初心者さんに無茶をする(いきなり山頂に連れて行く)ような人達って、まあどこにでもいます。というか永遠になくならないのかもしれません。百歩譲ってもし山頂に連れて行くのなら、自分がそばについてやって、教えながらフォローしてあげるのであればいいですけど、一緒に行った仲間(初心者さん)を放置して自分達はさっさと滑っていくっていうのは、ちょっとひどいと思います。

スノーボードのすべてを伝授してほしい

お話はよくわかりましたが、わたしは人様にスノーボードを教えられほど上手だとは思っていないですし、そこそこ滑ることが出来る程度なので、どういうところを教えてほしいのか念のために聞いてみると。

「スノボの滑り方全体について・・・、教えてください。」

ものすごい大雑把なことを希望され困ってしまいましたが、こちらとしてはたとえ短時間でもわたしの説明に沿って練習をしているときにケガとかされたりしたら困るので

「転び方とかはご存知ですか?」と聞いてみると

「知りません。」

「スノボの入門的なことを雑誌とかレンタルDVDなど、なんでもいいのですけど、読んだり見たりはしましたか。」と聞くと

「まだやっていません。」という返事が返ってきました。

初対面の人に声をかけるって勇気が必要でしょうし

つまりわたしに声をかけてきたこの方は、事前に下調べとかをまったくしないで、1度スノボ経験者3人とスノボに行って、今日人生2回目のスノボでたまたま近くを滑っていたわたしに「スノボを教えて。」と声をかけてきたということのようです。

わたしは、ちょっと頭をかかえてしまいました・・・。

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正直に言えば「まずは、スノボの入門雑誌かDVDで基本的なことを学んである程度理解してから、ゲレンデに来たほうがいいのでは?」と思いましたが、人生初のスノボでひどい目に遭って、2回目のスノボも勇気を出して声をかけたら冷たい人(わたし?)に迷惑がられたというのも哀しい話かなと思います。

ひとまず他の人たちの迷惑にならないように、ゲレンデの隅(すみ)のほうで転び方の説明と実演をしてから、バックサイド、フロントサイドの横滑りはなんとかできるようなので、斜滑降をあまりスピードを出さずにやってみて、その延長でターンにつなげてみてはどうですかと提案しました。

相手は初対面の方ですのでピッタリついているのもどうかなあと思い、わたしはわたしのペースでゲレンデを滑って、リフトに乗り、またゲレンデで見かけたら近づいてアドバイス的なことを話しました。

スノボのすべてを短時間で教える

見知らぬ他人に声をかけるのは勇気が必要だったと思いますし、初めて行ったスノーボードでひどい目に遭わされても、それでもスノーボードを続けよう、やってみようという根性は立派だと思います。

でも・・・。でも、わたしにはこれ以上のお手伝いはできません。本当にスノボの基礎を学びたいのであれば、スキー場に着いたらすぐに初心者向けのスノーボード・スクールに入る(申し込む)とか、スノボ入門雑誌を買って読んでみるとか、DVDで研究するとか方法はいくらでもあると思います。インターネットで初心者向けの無料の動画だって探してみるといくらでも見つかります。

初心者さんにありがちな例えば、滑走中に後傾になってボードをコントロールできないとか、谷側のターンがうまくできないとか、自分も経験したことについて、ポイントを絞った質問にはそれなりに答えようがありますが、初対面の方に「今ここで、スノボのすべてを教えてほしい。」と言われても、とても難しいことではないでしょうか。