スキー場の雰囲気を悪くする、あるスノボ上級者

navigatorわたしのどこがいけないのかしら

ペアリフトに乗るときは

多くのスキー場で見かけるもっとも一般的なペアリフトです。基本的には「ふたり乗り」ですが、下の画像のようにあまり混雑していないときは、ひとりで乗ってもかまいません。

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スノーボード未経験の方には、こういうペアリフトに乗るときは前足(利き足出ないほうの足)を、ボードにセットしてリフトに乗車するということをご存じない方もいらっしゃると思います。

「エッ!リフトってボードを手に持って乗るんじゃないの?しかも前足をセット?なぜ?」と思われるかもしれませんが・・・。

ペアリフトの場合は乗り降りする際には、前足をセットして乗り、リフト降り場では後ろ足をバインディングのあいだに載せてスケーティングで滑って、そこから後ろ足を使って移動します。つまり前足だけをセットしているからこそ、後ろ足を使って移動できるわけです。
下の画像はリフトを降りたあとスケーティングで滑って、そのあと後ろ足で雪面を蹴って移動しているところです。

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両足をセット(固定)してしまったら、リフトに乗ることも、降りてから移動することも難しくなってしまいます。

この前、リフト乗り場でボードを手に持ってペアリフトに乗ろうとしている人がいました。もちろんすぐに係りの方に「ボードをセットして乗るように。」と指導を受けて、リフト乗り場の脇に移動していました。

リフト乗り場に現れたスノボ上級者

リフト乗り場の周辺では、多くのスノーボーダーが前足をセットしてリフトに乗る準備をしていたり、コースを滑ってきた人は後ろ足を外していたりします。スキーヤーはそのまま乗れますのでスイスイ進んでいきますが。

それぞれが仲間と談笑しながらリフトを待っているところに、突然スノーボードを地面に放り投げる人がいます。バインディングがついているボードってそこそこ重さもあるので「バタンッ!!」と結構大きな音がして周囲の人はビックリ。投げた人を見ると「アーッ、だりぃー。」とか「超だりーっ。」なんて言ってます。

大きな音がすれば周囲の人は「なにごと?」と驚きますし、こうまでして周囲の注目を集めたいのかと失笑されていることに当人は気付いていません。「だりー。」つまり「だるい。」「疲れた。」ということを言いたいのかもしれませんが、だるいなら家に帰って寝てろ!とまわりの人たちは思っています。そもそも人がたくさんいるところで、なぜわざわざボードを放り投げるのかわかりません。

ボードを投げたり、雑に扱うことがカッコいいと思っているのか?自分達は上級者で滑るレベルが違うから「だりーっ!」のだとアピールしたいのか?意味がわかりません???

こういう人たちに対する印象はよくありません。あなたは自分の大事なボードを雑に扱ったり、放り投げたりしますか。滑るのが上手でも道具を雑に扱ったり、必要以上に大きい声を出している人達って自然と周りから人がいなくなっていませんか。周囲から迷惑がられていることに当人達はまったく気付いていませんが。

近くにいた女子2名がつぶやいていました。「ああいう人って、ほんとウザいよね。」「ほんと。」

滑るのはたしかに上手だけれど

このボードを放り投げた方が、わたしのすぐ後ろのリフトに乗ったので、リフトを降りたあと少し様子を見ていたら、ほんの数秒で後ろ足をボードにセットして態勢が不安定なまま滑り出しました。この日のゲレンデコンディションは固めのアイスバーン状態でしたが、斜度27度くらいのコースを、スピードに乗ってズレのまったくないカービングターンをガチガチに決めていました。

「へー、上手だなー。」と率直に思いました。そこそこ斜度があるアイスバーン状に固いゲレンデで、ズレのまったくないカービングターンをフリースタイルのスノーボードで出来るというのは、わたしのなかでは上級者という印象です。アイスバーンのゲレンデでも、アルペンボードに乗った人がカービングターンをガリガリに決めているのは、たまに見ますがフリースタイルのほうが難易度は高いと思います。

その後見かけたときも、皆が並んで待っているリフト乗り場直前まで猛スピードで滑ってきて急激にエッジを立ててスローダウン(というよりは急ブレーキ)したところで、ジャンプして360°回転していました!!本人は「決まったー!」とご満悦なのかもしれません。

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別にいいのですけど・・・。スノボが好きな人なのだと思います。技術もあるのだと思います。目立ちたいのだと思います。

でも・・・。

「そこまでアピールしなくてもいいんじゃないかなー。」と思いました。

「あなたの滑り方やゲレンデでの振る舞いが、周りの人たちから顰蹙(ひんしゅく)をかってないですか?」